【2023中学受験組のお話】小学2年生から進学塾へ行った場合

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今回は、私の長男が中学受験専門の進学塾である「浜学園」に小学校2年生から通いだした様子を書いていきたいと思います。

ぱぱりん

私の長男は、小学2年生から浜学園に通うことになりました。

なぜ浜学園に通うことになったのかについては、過去記事を参照ください。

進学塾に通わせるかどうか悩んでいる親御さんにとっては参考になる内容かと思います。

小学校低学年から中学受験専門の進学塾に通うというのは、いったい「いいこと」なのか「だめなことなのか」気になりますよね。

ぱぱりん

私自身、低学年から進学塾に通わせることに少し抵抗と不安がありました。

中学受験を最終的に目指すにしても、低学年から進学塾に行かすべきか行かさないならどういう勉強をしてればいいのか、具体的に説明してくれるサイトや情報はあまり見当たりません。

ぱぱりん

今回は、私の長男の経過を書くことで、悩んでいる親御さんの参考になれると思います。

それでは、どのように浜学園に通っていたのか説明していきますね。

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目次

2年生時の浜学園

受験は1月なので、2月から新学年の授業が始まります。

ぱぱりん

つまり、2年生の授業は実際の1年生の2月から始まります

最終的には、受験が終わる小学校6年生の2月までに塾は終わります。

私の長男が通っていた浜学園の教室は、2年生時は1クラスのみでした。

ぱぱりん

西宮など大きな教室では、複数のクラスに分かれています。

塾は「土曜マスターコース」というコースで週1回土曜日の朝9:30~12:30までの3時間です。

ぱぱりん

週1回土曜日だけの授業なので、そこまで大変ということはないと思います。

長男が通っていた教室は、名目上は成績別にSクラスとHクラスに分かれていますが、授業は同じ教室で受けます。

まだ2年生は通っている生徒が少ないからだと思います。

ぱぱりん

違うのは宿題の量です。

算数のテキストでいうと、難易度別に「基本問題」、「難しい問題」、「チャレンジ問題」と分かれていますが、Hクラスは基本問題まで、Sクラスはチャレンジ問題という応用問題まで宿題が出ます

チャレンジ問題が難しいです。「その問題が何を意図するか?」というのを読解する国語力が必要です。

ぱぱりん

いくら計算が得意でも、文章題になると読解能力がないと問題を解けません。

長男は、算数の練習はしていましたが、国語はほぼ練習していなかったので、算数の文章題にかなり苦労しました。

ぱぱりん

まず問題がどういう出題意図なのか読み取れませんし、そもそも何を言っているのかわからない状態でした。

テストともなると短い時間に問題を読み解く力が必要になりますから、テストの点数は悪い時期が続きました。

実際どれくらい悪かったのか、具体的な成績を記録していますので、参考にしてみてください。

ぱぱりん

小学校低学年のときは、偏差値40くらいしかなかったので勇気づけられる内容になっていると思います。

九九は1年生秋までに習得すべき

ぱぱりん

できれば、小学校1年生の秋までには九九は習得しておきたいです。

進学塾では、1年生の2月から2年生の授業が始まります

この時までに九九をすでに習得していないとつらくなります。

ぱぱりん

九九の授業もあるのですが、一瞬で終わってしまいます。

始まってから九九を覚えるのは少し辛いと思います。知っていることが前提で次々と進行していきます

そして、九九を覚えていないと次からの単元についていけなくなる可能性も出てきます。

ぱぱりん

浜学園に行くまでに「公文式」で九九を習得しておくのもいいでしょう。

幼少期から「公文式」で学習することの重要性については別記事を参考にしてください。

ぱぱりん

低学年から進学塾に通うのであれば、できれば公文式で「九九」までを習得し、国語で文章を読む力を鍛えておくことが重要です。

「公文式」は教材がしっかりしているので、教えやすいですからおすすめなのですが、問題集を本屋さんなどで購入しご家庭での学習で習得してもよいと思います。

ただ、家庭学習は親子ともどもモチベーションの維持が大変です。公文のように「第3者」が見てくれているほうが、親自身も楽ですしイライラも減ります。

また、子ども自身も第3者である先生が見ていると、適度な緊張感があり真面目に取り組みます。

いずれにせよ、

小学校1年生中に、「九九の習得」と「文章を読む力を養うこと」が必要

となります。

ここで問題です

最初の方のプリントで

7を50回かけると1の位の数はいくらですか?

浜学園2年生の問題より

という問題が印象に残っています。

ぱぱりん

答えわかりますか?

「7を50回かける」というのは、「7の50乗」なわけです。まともにやると、計算機でも大変ですよね。

こういう問題は法則を考えると簡単に解けます。

7を一回かけると一の位は7です。当たり前ですよね。
・7を二回かけると一の位は7x7なので9ですね。
・7を三回かけると一の位は7x7x7なので3となります。

ここで法則に気づくと簡単です。

一の位だけに着目すればいいので、十の位以上は無視するのです。

すなわち、7を二回かけると49ですが一の位の「9」だけを考えます。

7を三回かける場合は、2回かけたときの一の位の「9」に7をかけることだけを考えればいいので、その一の位は「3」になります。

そうです、7を複数回かけた場合、一の位の数字は、1回目から順番に並べると、

7, 9, 3, 1, 7, 9, 3, 1, 7, 9, 3, 1, 7…

7、9、3、1の繰り返しになるのです。

ということで、7を50回かけると一の位はいくらか?ですが、

50÷4=12あまり2となり、こたえは「9」となります。

同様に、

3を100回かけたときの一の位の数字はいくらか?

浜学園2年生の問題より

も考え方は一緒です。

3を順にかけていくと、一の位の数字は、

3, 9, 7, 1, 3, 9, 7, 1…の繰り返しになります。

ですので、

100回目は、100÷4=25あまり0なので、こたえは「1」

となります。

まぁ、いきなりテストででたら解けませんよね

ぱぱりん

3x100は300なので「0(ぜろ)」と答えそうです。

まぁこんなのは序の口で、チャレンジ問題となると、「場合の数」や「謎解き問題」みたいなものが出てきます。

名探偵コナンが好きな長男には、「コナンになったつもりで解いてみたら?」と気持ちが折れそうになっているのを励ましたものです。

単純に「九九」を覚えるだけでは太刀打ちできない応用問題がバシバシでてくる

宿題をこなすのが大変

浜学園はそれなりに宿題が多いので、宿題をさせるのが大変です。

ぱぱりん

学年が進むにつれて宿題の量は膨大になります。

小学校6年生の夏以降は、宿題の量が「えぐい」ので、宿題をこなすだけでも非常に大変です。

ぱぱりん

6年生の夏休みの宿題がどれくらいすごかったのか、また記事にしたいと思います。

いずれにしても、小学校2年生から宿題はそれなりにあります。

宿題をしていかないとついていけなくなるのは間違いありません。

復習テスト

「宿題」はもう一つ重要な意味があります。

毎回、授業の前に前回の授業の復習テストが行われます。

復習テストは、この「宿題」を解いていないとなかなか解けません。

復習テストのためにも、宿題をきっちりこなす必要がある。

ぱぱりん

復習テストはクラス替えにも影響しますから、復習テストという小テストといえど、気が抜けません。

このように毎回授業でテストをこなしていくことで、本番までの練習をしていくことになります。

特に浜学園では、「予習」より「復習」が重視されます。

ぱぱりん

宿題をこなすことで「復習」をきっちりこなしていけば自ずと実力がついていきます。

宿題はどうやってこなしていけばいいでしょうか?

ぱぱりん

宿題をやっている間は、そばにいてあげるのがいいと思います。

詰まってたらヒントを出したり、意識が逸れて注意散漫にさるのを抑えるためです。

だらだらやるより短時間でやる方が効率的です

ぱぱりん

こっそり答えを見てしまうのも予防できます。

放っておくと勝手に解答を見ちゃっている場合もあります。

私の長男もそうでした。

答えを見ちゃって写して終わりですと、復習テストは解けません。

ぱぱりん

分からなくてもいいのですが、答えを写して終わりではなく解けなかった問題は繰り返し解くことが大事です。

わからなかった場合は、翌日には再度解きなおして復習して解ければOK、間違えたらまた翌日解きなおす。

これくらいの復習ができればよいでしょう。

宿題でわからないところは繰り返し解きなおす。
親はそばで見てあげることが大事。

公開学力テスト

毎月第2週に「公開学力テスト」という実力テストがあり、結果が偏差値および順位が「一位から最下位まで」はっきりと数字でます。

ぱぱりん

2年生は算数と国語の2科目ですが、長男は国語が苦手でしたので、なかなか順位は上がりませんでした。

いいときは算数は上位10〜20%位だったと思いますが、国語は真ん中~下くらいでした。

このように、小学校2年生から月一回、シビアに順位と偏差値がでるテストで5年後の中学受験を目指すわけです

ぱぱりん

過酷すぎます←おまえがやらしてるんだろとお叱りを受けそうです。

小学校6年生の過酷さと比べるとまだまだ序の口なのですが、小学校2年生にとってはシビアなことだと思います。

公開学力テストなど「テストの重要性」については、別記事で詳細に説明しています。

公開学力テストは、2年生のときは算数と国語2教科あります。

✅ 算数は、大問5題あり、計算問題、独立した複数の小問題、応用問題3題で構成されています。
✅ 国語は、漢字と長文から構成されています。

長い歴史がある「浜学園」だけあって、良問で構成されています。

ぱぱりん

国語は苦労しました。

「え?なんでこれを間違うの?」といいたくなる間違いばかりを繰り返します。

ですが、怒っても点数が上がるわけではないので、なぜ間違いをしたのか分析してあげて復習していくと建設的で効果的でしょう。

ぱぱりん

とはいいつつ、怒ってしまうこともあるんですよね。

子育ては何事も根気が要りますので、できる限り怒ってしまう気持ちを抑えてサポートしてあげましょう。

親があきらめてしまうと子ども自身で立ち直ることはなかなかできません。

こつこつと積み重ねていくことしか近道はありません。

特に勉強は、一部の天才を除いて、いきなりできるようにはなりません。

ぱぱりん

根気よくお子さんに寄り添って見守っていきましょう。

まとめ

低学年から進学塾に通うことについて、長男という具体例を示しながら説明しました。

ぱぱりん

低学年から塾に通うには、親のサポートがより必要になりますね。

テストやクラス分けなどシビアに順位付けされますので、精神的にもサポートが必要ですね。

小学校低学年から進学塾に通うとどうなるのかについて、具体的なイメージが描けて参考になればうれしいです。

このように書くと、めちゃくちゃ勉強ばかりさせていたんじゃないかと思われるかもしれません。

ぱぱりん

土曜日の浜学園とプール(週1)、英語(週1)以外は夕方6時まで公園で遊んでいました。

実は、小学校6年生の夏までは浜学園がない日は夕方まで遊んでいます。

公園で遊ぶのが大好きなので、受験ギリギリまで遊ばせていました

ぱぱりん

遊ばせないのはストレスが溜まり、とても本番までは持ちません。

小学校6年生の夏くらいまでは、ある程度遊んだりゲームしたりマンガを読んだりするのは許可してもよいと思っています。

ぱぱりん

ぎちぎちに管理してしまうと、精神的な成長の過程で不調をきたす可能性もあります。

小学校6年生の夏以降は自然と遊んでいられなくなります。

私の長男も「勉強しないといけない」という意識が芽生え、夏以降はほぼ遊ばなくなっています。

ぱぱりん

強制的に遊ばせないというより、自覚が芽生えて勉強するというように持っていければベストですね。

高学年になってからの浜学園はどのようになっていくのかについても別記事で説明していきたいです。

最後まで、読んでいただきありがとうございました。

受験を進めていくうえで親御さんに参考になる記事をご紹介いたします。

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この記事を書いた人

👨‍⚕️中規模病院で勤務医をしています。
🌡子供は男の子が3人いて、遊び、ふざけ、いたずらでカオスな毎日を送っています。
💉子どもの中学受験を通じて、子育てや受験に関しての情報発信を行なっています。
🩺好きな教科:算数、理科、数学、物理、化学とゴリゴリな理系マッチョです。

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